PyTorch学習ノート1 - 環境構築

投稿日: 2025/09/22

OGP

PyTorch学習ノートシリーズでは、PyTorchと深層学習を知らない私が、実際に手を動かしながら学んだ内容をまとめています。
まずはPython環境の構築から始め、PyTorchの基本的な使い方、ニューラルネットワークの構築、学習、評価までを行います。

1. Python環境の構築

まずはPythonの環境を構築します。

1.1 pyenvのインストール

pyenvは複数のPythonバージョンを簡単に切り替え・管理できるツールです。
プロジェクトごとに異なるPython環境を使うときや、特定バージョンでの動作確認に便利です。

1.1.1 Homebrewを使ったインストール

私のMacにはHomebrewがインストールされているので、簡単にpyenvをインストールできます。
プロジェクトごとに仮想環境を作成・管理するために、pyenv-virtualenvも一緒にインストールします。

WindowsやLinuxを使用している場合は、pyenvの公式GitHubリポジトリを参考にインストールしてください。

brew install pyenv pyenv-virtualenv

※Homebrewがインストールされていない場合は、公式サイトを参考にインストールしてください。

1.1.2 pyenvの初期化

pyenvをインストールしたら、シェルの初期化ファイルに以下の設定を追加します。
初期化はpyenvの公式GitHubリポジトリを参考にしてください。

Bashの場合:

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo '[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init - bash)"' >> ~/.bashrc

Zshの場合:

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo '[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init - zsh)"' >> ~/.zshrc

1.1.3 pyenvの動作確認

設定を反映させるために、シェルを再起動するか以下のコマンドを実行します。

source ~/.bashrc  # Bashの場合
source ~/.zshrc   # Zshの場合

pyenvが正しくインストールされているか確認します。

pyenv --version

バージョンが表示されれば成功です。

1.2 Pythonのインストール

次に、pyenvを使ってPythonの特定バージョンをインストールします。
ここでは、最新の安定版であるPython 3.13.7をインストールします。

pyenv install 3.13.7

インストールが完了したら、インストールされたPythonバージョンを確認します。

pyenv versions

1.3 仮想環境の作成

次に、プロジェクト用のディレクトリを作成します。

mkdir pytorch-learn
cd pytorch-learn

仮想環境を作成し、有効にします。

pyenv virtualenv 3.13.7 pytorch-learn
pyenv local pytorch-learn

仮想環境が正しく有効になっているか確認します。

python --version

これで、Python 3.13.7が表示されれば成功です。
お疲れ様でした!

次のステップでは、PyTorchのインストールと基本的な使い方を学びます。
続きはPyTorch学習ノート2 - PyTorchのインストールと基本操作をご覧ください。