PyTorch学習ノートシリーズでは、PyTorchと深層学習を知らない私が、実際に手を動かしながら学んだ内容をまとめています。
まずはPython環境の構築から始め、PyTorchの基本的な使い方、ニューラルネットワークの構築、学習、評価までを行います。
1. Python環境の構築
まずはPythonの環境を構築します。
1.1 pyenvのインストール
pyenvは複数のPythonバージョンを簡単に切り替え・管理できるツールです。
プロジェクトごとに異なるPython環境を使うときや、特定バージョンでの動作確認に便利です。
1.1.1 Homebrewを使ったインストール
私のMacにはHomebrewがインストールされているので、簡単にpyenvをインストールできます。
プロジェクトごとに仮想環境を作成・管理するために、pyenv-virtualenvも一緒にインストールします。
WindowsやLinuxを使用している場合は、pyenvの公式GitHubリポジトリを参考にインストールしてください。
brew install pyenv pyenv-virtualenv
※Homebrewがインストールされていない場合は、公式サイトを参考にインストールしてください。
1.1.2 pyenvの初期化
pyenvをインストールしたら、シェルの初期化ファイルに以下の設定を追加します。
初期化はpyenvの公式GitHubリポジトリを参考にしてください。
Bashの場合:
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo '[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init - bash)"' >> ~/.bashrc
Zshの場合:
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo '[[ -d $PYENV_ROOT/bin ]] && export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init - zsh)"' >> ~/.zshrc
1.1.3 pyenvの動作確認
設定を反映させるために、シェルを再起動するか以下のコマンドを実行します。
source ~/.bashrc # Bashの場合
source ~/.zshrc # Zshの場合
pyenvが正しくインストールされているか確認します。
pyenv --version
バージョンが表示されれば成功です。
1.2 Pythonのインストール
次に、pyenvを使ってPythonの特定バージョンをインストールします。
ここでは、最新の安定版であるPython 3.13.7をインストールします。
pyenv install 3.13.7
インストールが完了したら、インストールされたPythonバージョンを確認します。
pyenv versions
1.3 仮想環境の作成
次に、プロジェクト用のディレクトリを作成します。
mkdir pytorch-learn
cd pytorch-learn
仮想環境を作成し、有効にします。
pyenv virtualenv 3.13.7 pytorch-learn
pyenv local pytorch-learn
仮想環境が正しく有効になっているか確認します。
python --version
これで、Python 3.13.7が表示されれば成功です。
お疲れ様でした!
次のステップでは、PyTorchのインストールと基本的な使い方を学びます。
続きはPyTorch学習ノート2 - PyTorchのインストールと基本操作をご覧ください。