VSCodeで間違えてフォルダを削除してUndoで戻せない時の対処法

投稿日: 2025/05/20

ogp

VSCodeで間違えてフォルダごと削除してしまった場合、中のファイルはUndoで戻せません。

何が起きた

VSCodeでレポートをTeXで書いていて、その中にあるdraw.ioのバックアップファイルを削除しようとしたら、間違えてフォルダごと削除してしまいました。
たまたまgitでコミットをしていなく、復元する手段がありませんでした。

どうしたか

1. Undoを試みる

VSCodeのUndoを試みましたが、フォルダごと削除してしまったため、Undoは効きませんでした。
VSCodeのUndoは、どんな操作でもできますが、フォルダを削除した際の中のファイルはUndoできませんでした。

2. VSCodeの履歴を確認する

VSCodeは過去に編集したファイルの履歴を保存している場合があります。 VSCodeの履歴を確認するには、以下の手順を試みました。

(macOSの場合)

ls -lt ~/Library/Application\ Support/Code/User/History

(Windowsの場合)

ls -lt %APPDATA%\Code\User\History

(Linuxの場合)

ls -lt ~/.vscode/data/User/History

このコマンドを実行すると、VSCodeが保存している履歴のファイルが表示されます。
History配下には、ランダムな斜めでたくさんのフォルダがありますが、各フォルダ1ファイルの履歴が保存されています。
時間などでソートして、削除したファイルの履歴を探します。

ただ、VSCodeの履歴は、編集したファイルの履歴を保存しているだけで、VSCode外のファイルの履歴は保存されていなく、削除したファイルの履歴は保存されていませんでした。

3. ✨ゴミ箱を確認する✨

macOSやWindowsでは、VSCodeで削除したファイルはゴミ箱に移動されます。
macOSの場合は、Finderを開いて、ゴミ箱を確認します。
Windowsの場合は、エクスプローラーを開いて、ゴミ箱を確認します。
Linuxの場合は、ゴミ箱は存在しませんが、~/.local/share/Trash/filesに削除したファイルが保存されている場合があります。

これが大当たりでした。
ゴミ箱を確認すると、削除したフォルダがありました。
無事に復元できました。

まとめ

VSCodeで間違えてフォルダごと削除してしまった場合、Undoは効きませんが、ゴミ箱を確認することで復元できる場合があります。

みなさんも、VSCodeで間違えてフォルダごと削除してしまった場合は、ゴミ箱を確認してみてください!

この記事は急いで書かれたので、誤字脱字等ありましたらお気軽にお問い合わせください!